こうやって日々生き永らえてます。

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2005/08/27  子供は嘘泣きを覚え、大人は嘘笑いを覚えていくんだ。

この町内で、
家にゴキブリが出る確立と、家にコウモリが出る確立と、どっちが多いのだろう。
ちなみに2度経験しました(1回目は自室、2回目は吹き抜けの居間) 何処から入るっちゅーねん(脱力)…

そんなに間があいた気が全然しないんですけど、日付を見ると、思っていたより時は経過しておりまして、非情な流れをひしひし感じます。
其の間に『巷説百物語』、『続巷説〜』と読破し、更には又市を求めて『嗤う伊右衛門』も読破。ちょっと順番が違っていた気もするけど、まあいいよ…。又市さんが居れば其れでいいよ…。
しかし其れでなくても『続巷説〜』、「老人火」でがっくり肩落ちしました。何だコレ、切ねえよ旦那…!!
自分、小説を感動してホロリ泣きはしても哀しさ泣きは初めてです。光と闇と、相容れない世界は確かにあるのだろうし、其れ故に線を引き、辿る道もあるのだろうけど、哀しいなあ…。矢ッ張り。又市さんの云い分も判るし、百介の気持ちだってイタイ程伝わってくるけど、綺麗事じゃア済まされないって、そう云う事なんですかねえ。いずれ『後巷説〜』買わなきゃ…。文庫まで待てそうになさげ。

そしてついに『妖怪大戦争』観て来ましたゾー!! 以下ネタバレ↓↓↓

ま め 。

これに尽きる(爆笑) 流石チーム『怪』! よくぞ魔人加藤をこう持っていきました! 敬服致します心より!
全体を通して伝えたいモチーフはイロイロあるのだと思います。でもチーム全体を通して「楽しいことやろう」って意気込みが何より強くて、其れがこうも 可笑しい 面白い映画になったのだと思います!
何かもう、予想以上に当たり映画で、鑑賞後にあそこまで盛り上がれたのも久々で。しかも大部分は ま め 。 で(笑)
もー、スネコスリがものごっつ可愛いだの神木が可愛い・演技上手いだの其の着替えシーンはサービスなの?だのアギちゃん衣装3回チェンジしたのにー!だのとまあ、絶え間ない煩悩は果てしなく尽きない訳でして(苦笑)
出来ればもう1回は観て端から端を楽しみきりたい、そんな映画!!

あと映画観に行った時に薬店寄ったんですが、何故か通りすがりの他店にディスプレイされてた白いバスローブ見て、

「あ、中●…」(カツンのコアラ君)

と、呟いてえんこを恐慌のドン底に叩き落してしまった事は書いておかねば。
… 何故でしょうかねえ??? どっちかってーとあの中では最も印象に薄い(でも見る限り最も落ち着きのない性格の)彼がよりにもよって白いバスローブって、自分、頭沸いてるとしか思えねえ。 …せめて上ダだよなあ???(観点違)
2005/08/19  空気さえ流れれば、冷房なんてなくてもやれる筈だ。

れ…、

冷房の有難さが身に沁みた。

どうやら盆連休中に冷房のモーターがイカレたらしく、盆明け初日18日からうだる暑さの部屋での仕事でデザイナー3人、瀕死…。
ただでさえ一日中日の当たる部屋位置(デザインをやる環境として其れはどうかと思う)、空気の循環がない(熱を放出する機材に囲まれた空間として其れはどうかと思う)、角部屋として、本気で、会社サボろうかと思ったことか。
おそらく体感温度35℃↑、風が動かないせいか篭った空気を吸い込むのが億劫で、酸欠状態に(笑えない)
挙句、

パソコン熱暴走気味。

ば、爆発するんじゃないかと恐れて電源落としてみたりなんかもしたりして、本気で笑えない事なんぞやってました。昼はもう窓を全開にした食堂で、部屋も此処まで風があれば、こんなに朦朧とする事もないよねえとしみじみ語り合っちゃいました(苦笑)
何と云っても、電卓までもが誤作動すればそう思いますワな。
流石腐っても機械だ(大変失礼)(電卓に対して)

アツがナツいぜ!(力説)

そんな盆明けを迎える前日・連休最終日、『皇帝ペンギン』観て来ました。以下ネタばれ???↓↓↓

南極の風景と、其の海の蒼。
マイナス40℃の空気の澄み切った空、
純粋な生命のひとつのペンギン。
綺麗でした。映像。音楽も激しく自分好みでしたが、其れらがマッチしているかと思えば、ちょっと微妙かな。みたいな。でもサントラ速攻ゲットしたのでひとつひとつ取る分にはかなりの高得点を捧げても良い映画でしたゾ。
でも、アレですよ。えんこの名言です。

ドキュメンタリー作らせたら、NHKには勝てんよ。

ごもっとも。
でもボンヤリと大画面でスッ転ぶ愛らしい皇帝ペンギン、キューキュー鳴く灰色の子ペンギンを観るのは非常に癒されますので、この暑ッ苦しい夏の隙間に是非観てみては如何ではなかろうかと思います。

次週は『妖怪大戦争』で!!! 夏〜秋にかけて怒涛の映画ラッシュです! うはー楽しみー!!!
そしてサントラを買うついでに、えんこにもう1枚出てるカツーンのDVDを買わせた自分は、大変イイ仕事をしたと思います。
もう見た? 其れ(歪んだ私信)
2005/08/15  ジャニーズ=お笑い(イメージ強)

ようやく開催に漕ぎ着けられました、『万歳ジャニーズ上映会』、
記憶が上田の「やふーい」と「もう、駄目だプー」しかない時点で、えんこに負けた気がします。かなり思うツボです。
そして仁と亀は歌われると冷めると云うこと、意外とコウキに眼が行ったことは自分的に発見でした。面白い。

でもやっぱ観てると飽きる(大問題)

でも当面は上田&聖ネタ&ジンクスでえんこをイヂリ倒せる様なのでヨシとします(イイ迷惑ですなア… ←他人事)
あとライドウとか、はたまた上田&聖で落描きってみたりしたけど、ライドウはともかく後者はどうにも面白くないので(自分が)UPしない方向で。
そんなこんなで初描きライドウ↓↓↓
黒猫忘れた…!
なんつーか、こう、もっと耽美〜★なイメージなんだけど、自分の画力じゃままならず。発売はいつだー。

話は変わり、久々にレンタルにフラリと行ったら『妖怪大戦争』の余波で『帝都物語』がベーンとこれ見よがしに置かれていたので『MONSTER』と一緒に借りてきてみた。 …『帝都物語』と『MONSTER』を一緒に借りるって一体…
原作も全然読み進めてなかったので判るかどうか少々不安でしたが、読んでる部分だけでも何とか理解出来る内容で… でもイマイチ合点もいかず…。何より「んんん?」と思った部分をウッカリ先走って確認したんですが、
あー、矢ッ張り雪子って不義の子…!!!
… だったんですね…。 思っていたより『帝都物語』は重くてドロッドロしてたので、何か、読むの辛…;
其れを裏づけるかの様に『巷説百物語』を『続〜』と併せて衝動買い。『狂骨の夢』を一旦止めて、もう『続〜』途中。
うわ、アカンて。 何がアカンて、

ま、又市さんカコイイ…!!!

あの、何ですか、江戸弁? 堪らんですなあ…。お銀もシャンとしてて色香あって惚れ惚れするし、治平もナイスな爺だし、百介センセも京極キャラにしては何か、こう、可愛いですよね…??? (え、これ腐ってる?)
んで、確かこれ、アニメとかしてた様な記憶があるので検索したら矢ッ張りしてて、でも公式サイト見たら、

ま、又市、と、等身…!!!

とウッカリ思っちまいました(ちょっと江戸弁) あ、あれ??? もっとゴッツい、やや無精髭褐色肌のオッサンかと思ってましたよ旦那… お銀さんは「イイの、これイイの??!」って位お色気溢れてるのはグッジョブ!でしたが、百介センセは予想より遥かに可愛くて仰天しましたよ?! 総髪ってあったけど、アレってそう云う意味? 江戸で其れアリなのかー??!
2005/08/11  腹が立ったら、大声で何かを叫びたい(もしくはがむしゃらに何かを叩く)

花火、見に行ったんですが、
テトラポッドがない部分を一気に眺め下ろして一瞬呼吸止めたり、
足だけ8箇所も無駄に刺されたり、
挙句潮風に晒されたせいか頭痛起きたりして
花火は綺麗でしたが、結構イタイメに遭ってたりしてなかなか大変でした。サギリ、高所恐怖症ですねん…。

そうこうしてる内に『狂骨の夢』読了。降旗が痛々しくて、朱美が綺麗で強くて、白丘を心配しつつも、榎さん素敵。 …で締め括られました。矢ッ張りね、「明るい暗いで善し悪しが決まるのは電灯くらいだ」辺りのくだりから、
「どうしても人間に救われたくないというのならこう考えてくれたっていいぞ!」
「僕も神だ」
そして精悍な目つきのまま笑う!!! 此処が矢ッ張り榎さんが榎さんらしくて凄くイイトコロ。
さー、次は『鉄鼠の檻』 ハッキリ云いまして此れが1番サギリが(全体を、そして薀蓄を)理解出来てない話だったと思います。うへえ。

あと、最近待ち望んでるのがATLUS・デビルサマナー続編新作『葛葉ライドウ』(仮)
うっかりムービーダウンロードしてきたのですが、
初見のライドウがどうにもこうにも、『帝都物語』――――――!!!…と感じてしまうのは自分だけですかそうですか。
発売はいつなんだろう、わくわく。
そしてライドウの後をついて走る黒猫にドキがムネムネ。

そして『SAW2』(※英語サイト) …え、続編??? マヂデカ。
2005/08/02  其ノ 彼岸ノ先ヲ 覗クベカラズ。

エ。もう8月。
早。
何だろう、つい先日7月になったばっかりだと思っていたのに、そりゃないよ…(意味不明) 何て云うか、こう、ムラのある仕事ペースなせいか、最近ホントに時間感覚ないですヨ…!
てか更に其れを助長させるかの様に、最近読書三昧です。
『帝都物語』は揃ったのだけど、その間を保つ為に『姑獲鳥の夏』を読み始めたら案の定止まらなくなって、今順調に『狂骨の夢』。
吃驚する程順調です(威張れない)
……… 矢ッ張り面白いんですよう、妖怪シリーズ。多分初読からマトモに再読するのは今が初(ワオ!) 部分部分でフと読み返して「嗚呼こうだったな」なんてのは結構あるんですけど、こうも最初から確り読み直すなんて、(どの本に関しても)滅多にないので何だか楽しい。
『帝都物語』も少しは手をつけたんですけど、ちょっと、其の、文体とか進みがどうもまだ馴染めなくて、尚更京極堂へと誘われてル…(苦笑) しかも妖怪シリーズは1冊読むと次が気になって、もうどんどん次へ次へと読みたくなると云う、かなりの泥沼を引き起こし、
関口にどうしようもなさを感じたり、
京極堂の薀蓄でちょっと遠くを感じたり、
榎木津の言動にイチイチ惑わされ踊らされたり、

木場修の漢っぷりをマジマジと感じたり、してました。何だよ木場修… いい漢じゃんかよ…(気付くの遅)

………。
ヤバい… 『陰摩羅鬼の瑕』まで読んでしまうに1000点。

追記。
indexに暑中見舞い&40000hit感謝絵をUP。フリーですので宜しければ、是非、一言添えてお持ち帰り下さい。ついでに云えばサイト開設記念絵も兼ねてたりする、かなり詰め込み絵です。ホントスイマセン。でもエドウィンアルの3人描いててホント楽しかった…!



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